2009-01-01から1年間の記事一覧

母のお正月

田舎に帰ってやっとネット環境がつながった。仏壇の掃除をしてピラカンサの枝を切る。雪のまう寒い日。きょうはフグのなべと刺身で夕食。兄と長男と4人で紅白を見る。無線LANの機械が調子が悪く、ネットブックは接続できなかった。川田修の「かばんはハンカ…

何をしたらいいのかわからない

M君が何をしたらいいのかわからないという。まず、何をしたいのかを考えよう。「そのためにはどうしたらいいのか?」には脳は働けるが、「これがほしい」「ここへいきたい」というのはもっと原始的なレベルだ。もっと欲望に近い。「どれがほしいの?」といわ…

鼻ポリープとIL33

Buysschaert ID et al. Genetic evidence for a role of IL33 in nasal polyposis. Allergy 2009.Oct 26 Epub ahead of print ベルギーで鼻ポリープに関連する遺伝子の多型を調査した。好酸球増多症に関連する遺伝子としてrs1420101(IL1RL1)、rs12619285(I…

Art-Meter

以前NHKの街角情報室で報道されたアマチュア画家も含めたアートオークションのサイトを探してみたがよくわからなかった。NHKのサイトを「絵」で検索してもひっかからない。やっとこれかな?というのを探したのがArt-Meter。cm2あたりの量り売りという。

west side story

奥さんの機嫌取りのために浜松町に四季のwest side storyを見に行く。ライブで見るのはいいね。でも3時間座っていると尻が痛い。知っている曲が日本語の歌詩でやっとこういう歌だったのかとわかる。

炎症性腸疾患とST2

Beltran CJ et al. Characterization of the novel ST2/IL-33 system in patients with inflammatory bowel disease. Inflamm Bowel Dis. Epub ahead of print 2009 炎症性腸疾患の潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病および対照で腸粘膜のST2、IL33をRT-PCR、ELI…

ST2とSLE

Mok MY et al. Serum levels of IL33 and soluble ST2 and their association with disease activity in systemic lupus erythematosus. Rheumatology 2009 Dec. Epub ahead of print 70名のSLE患者の疾患活動性を評価した。SLEDAIスコアによって数値化した…

奇蹟の画家

奇蹟の画家作者: 後藤正治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (14件) を見る石井一男という神戸の画家についてのノンフィクション。ルオーにも似た深いマチエールを持つ女神像を描く画…

Lp(a)遺伝子多型と冠動脈疾患

Clarke R et al. Genetic variants associated with LP(a) lipoprotein level and coronary disease. New Eng J Med 361:2518-2528, 2009 ジーンチップを用いて3145名の冠動脈疾患患者と3352名の対照について2100種の候補遺伝子について48742個のSNPをスクリ…

高地トレーニングと乳酸トランスポーター

乳酸トランスポーターは疲労物質とされる乳酸を筋肉から運び出し赤血球に取り込んでpHの変化を緩衝させる作用がある。乳酸トランスポーターはモノカルボン酸トランスポーター(MCT)と呼ばれるタンパクの一種でMCT1とMCT4が重要らしい。高地トレーニングを行…

クリームシチュー

夕食はチキンのクリームシチューとフランスパン。最近の通風?のせいでワインはお預け。昨日のランニングで壊れた筋肉組織にタンパクをチャージしなくては。しかし早稲田の鈴木正成教授によると運動のあと30分以内に十分な糖質とタンパク質を補給すること…

沼の周りを走る

夕方沼の周りを走る。日が落ちて夕焼けが水面に美しい残照を残す。藍色から茜色へと変化していく水面に波紋を広げながらカイツブリが泳いでいく。

インスリンのシグナルと筋肉

Mammucari C et al. Downstream of Akt: FoxO3 and mTOR in the regulation of autophagy in skeletal muscle. Autophagy 4(4):524-526, 2008 筋肉の繊維のサイズは合成と分解のバランスによっている。寿命の短いタンパクはユビキチンプロテアソーム系で、寿…

勉強ノート

勉強しようとしても根気が続かない人はブログでも書くとやる気が維持できるかもね。たとえ誰も読んでないとしても書いたものの結果が残ると何か働いた気がする。

筋肉の廃用性萎縮とオートファジー

使わない筋肉のタンパクは他の目的に利用されてしまう。オートファジーによって不要の筋肉タンパクはアミノ酸に分解される。オートファジーの調節は寝た切りによる筋肉の委縮を予防する方法の発見につながる可能性がある。また脳内の不要タンパクの蓄積は通…

ジョジョ花闘

ジョジョの奇妙な花闘がとどく。ざぶとんつき。猫草の札もある。「またアホなものを」と奥さんには嫌がられそう。

オートファジー

飢餓に陥った細胞が自らの細胞内のタンパクや小器官を分解して食いつなぐための仕組みがオートファジーだ。細胞内で2重の脂質2重膜がおわん形に成長していき、壊されるタンパクやミトコンドリアを取り囲む。そのあとリソゾームがこの小胞(オートファゴゾー…

H君

夜の駅で大学の同級生のH君に会う。たまたま職場が一緒、というか、彼が誘ってくれたわけだが。普段部署が違うのであまり話さないが。昔のぎらぎらした感じが消えてきて大人の男という感じである。

IL33の心筋保護作用

Interleukin-33 prevents apoptosis and improves survival after experimental myoardial infarction trough ST2 signaling Seki K et al. Circ Heart Fail 2(6):684-91, 2009 IL33は抗アポトーシスタンパクのXIAP、cIAP1、survivinを増加させる。この機能…

5’非翻訳領域に別のタンパク!

メッセンジャーRNAのタンパクをコードする部分より上流を5’というが、通常はそこにはタンパクをコードする部分は含まれていない。ところがMKKSの5’には小さな調節タンパクがコードされていてこれをスキップしないと本来のMKKSが翻訳されない。そんな変なこ…

間が持たない

忘年会で大先輩と同席。ひととおり趣味の話など聞いてしまうと、あと話題が継げない。人の話からつぎつぎに面白いところを引き出すのは容易じゃないな。岸辺露伴のスタンド、ヘブンスドアーが欲しいよ。

3/18

風邪でさぼっていた弓の練習を再開。弓道場は半戸外でしかも運動量がさほどない静的運動なのでけっこう寒い。30本の予定のところを18本で退散する。3本あたり。まだまだだね。

双曲幾何

v=(x0,x1,x2)w=(y0,y1,y2)の内積が=-x0y0+x1y1+x2y2と定義されている空間をE1,2とする{V∉E1,2|=-1}のうちx.>0の部分をH0とする H0上の2点の距離を∫√(-l0^2+l1^2+l2^2)で定義する 上付き、下付きの小文字が自由に書けないとちんぷんかんぷんだな

縮小都市

「都市縮小」の時代 (角川oneテーマ21)作者: 矢作弘出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/12/10メディア: 新書購入: 4人 クリック: 87回この商品を含むブログ (20件) を見る現在多くの都市が人口を減らしつつあり、その中でい…

検索のキーワードのとり方

RAGEの細胞質部分に結合するタンパクの情報を探していたのにSNPのアソシエーションスタディーの結果ばかりがゾロゾロ出てくる。それでも面白そうなのでつい見てしまう。”advanced glycation endproduct receptor” and MSあるいはtwo hybridという形で検索を…

冠状動脈とRAGE多型

Peng WH et al. RAGE gene polymorphism are associated with circulating levels of endogenous secretory RAGE but not with coronary artery disease in Chinese patients with type 2 diabetes mellitus. Arch Med Res 40(5):398-8, 2009 中国で冠状動脈…

decoi receptor

decoiとはおとりでありdecoi receptorとは正常の受容体の機能を邪魔するおとりを意味する。細胞膜にある受容体が切れて血中に流れているもの、および最初から分泌されるために合成されているものがおとり受容体となる。 Geans KH et al. Association of poly…

G82S

Li K et al. Associataion between the RAGE G82S polymorphism and Alzheimer's disease J Neural Transm 2009 Nov 10 Epub ahead of print 糖化終末産物(AGE)の受容体RAGEのG82S多型ではAGEとRAGEの結合が強くなる。約500名の中国人でのアソシエーション…

Acer

Dellのデスクトップが調子悪くなりWindows7の新らしいマシンに変更。おき場所をとらないのでAcerのAspire。モニターなしで4万円。「またそんなもの買ってきて」といわれる。僕はネットが日々必須のインフラと思っているから用意しただけなんですが。

心筋梗塞後の生存率とHMGB1

High-mobility group box1 restores cardiac function after myocardial infarction in transgenic mice. Kitahara T et al. Cardiovascular Res 80(1):40-6,2008 心臓特異的にHMGB1を発現するトランスジェニックマウス(HMGB1-tg)を作製した。冠動脈をしば…