2010-06-25から1日間の記事一覧

遺伝子と環境の相互作用

Cadwell K., Patel KK. et al. Virus-plus-susceptibility gene interaction determines Crohn's disease gene Atg16L1 phenotypes in intestine. Cell 2010;141:1135-1145 Crohn病のかかりやすさを決める遺伝子は複数あるが、その一つのAtg16L1に異常を持つ…

クマの胆嚢にも意義がある?

Circulation Research 2010;106:1807 Miyazaki-Anzai et al. FXRは核内受容体スーパーファミリーの一員でステロイド受容体やPPARγ受容体と同様の構造を持つ。これの刺激因子(アゴニスト)は胆汁酸の成分だ。胆汁酸というとクマの胆嚢が思い浮かぶが、こん…

かたずけられない症候群

Circulation Research 2010;106:1861 Yvan-Charvet et al. ABCA1とABCG1はATP結合カセットをもつ輸送タンパクで細胞膜でのコレステロールの輸送を行う。コレステロールは細胞膜の成分の一つで、死んだ細胞を掃除するマクロファージはコレステロールを一緒…

exercise for heart failure: does it pay?

Circulation:Cardiovascular Quality and Outcomes 2010; doi:10.1161/CIRCOUTCOMES. 109.907287 Shelby D., Whellan D.J. et al. Economic evaluation of the HF-ACTION(Heart failure: a controlled trial investigating outcomes of exercise training) …

脂肪で囲まれた心臓は心房細動になりやすい?

Circulation:Arrythmia and Electrophysiology 2010; doi:10.1161/CIRCEP. 109.912055 Thanassoulis G., Massaro J.M. et al. Pericardial fat is associated with prevalent atrial fibrillation: The Framingham heart study 有名なフラミンガム研究の参…

レスベラトロールは脂肪を減らすらしい

レスベラトロールはブドウの皮に含まれる色素でSirt1を活性化する。Sirt1の活性化は食事制限と同様の寿命延長効果があると考えられている。一方レスベラトロールの作用はSirt1以外にもあると考えられている。ヒトの脂肪細胞へのレスベラトロールの効果を調べ…

24時間埋め込み式心内圧モニター

Medtronic社の埋め込み型循環モニターシステム(Chorocicle Model9520、9520B)は心臓の右室の圧を連続的に測定できる。心不全患者にこの装置を取り付けてもらい、心臓の内圧と心不全発生のリスクを検討した。現物の写真はないがおそらくペースメーカーのよ…

ねぎラーメン

いきつけのラーメン屋でねぎラーメン。ここはいつも70年代から80年代のアメリカのポップスかロックが流れていて妙に懐かしい気持ちになる。味はオーソドックスなサッポロラーメン。 辛味が効いていてスープに赤い油が浮いている。ねぎが山盛りで麺がほとんど…