絵画

Goya

上野のゴヤ展を見てきた。マハは着衣のほうだけ。図録に裸のマハがあるから比較することはできる。なんでもこの二つを両眼視すると服を透かして裸がみえるような絵になって微妙に扇情的らしいのだが。それより素晴らしいのはエッチングだ。ナポレオン戦争の…

ドニ展に行ってきた

損保ジャパンの42階モーリス・ドニ展に行ってきた。小さい子供の絵がかわいい。色使いが柔らかく食堂とかリビングに置きたくなる絵。

Goya

もうすぐゴヤ展が始まるが、鳴門の大塚国際美術館ではゴヤが晩年に住んだうちの再現レプリカがある。自分の子供を貪り食うサチュルヌスの絵とか凄惨な暗い絵が並んだ部屋だ。こんな部屋で暮らしながら、晩年まだ創作意欲が衰えないというのがすごい。いよい…

ドニ

日曜美術館を見ていたら荒木飛呂彦さんが出ていた。モーリス・ドニの展覧会の話。残念ながら最後の方だったのでどういう話が出たのかが不明。まだ展示中らしいから美術館に見に行こうか

アメリカン モダンアート

六本木まで行ってアメリカンアート展を見る。ジョージア・オキーフが好きなのだが彼女の作品は3点くらいしかなくてちょっと残念。ホッパーの日曜の昼間では玄関先に座る「ホッパー君」が所在なさげで哀愁漂う。お土産にホッパー君のピンバッジを買おうか迷…

密教美術展

終わりが近いので空海と密教美術展を国立博物館に見に行く。さほど込んでないと思っていたら連休のせいか満員で入場制限。会場も人が多すぎてよく見えない。私は書については「整った字だな」くらいしかわからないので空海の自筆の手紙とかお経は流して仏像…

ギリシャのいさましい馬

西洋美術館でギリシャの美術を見る。びっこの鍛冶屋の神様がディオニソスの助けでオリンポスに戻るところを描いた壺(アンフォラ)。朱色がかった茶色の地に黒で画像が描いてある。世界史の教科書でみるようなやつ。教科書と違うのは乗っている馬がいちもつ…

ヘンドリッキエ・ストッフェルス

若いころルーベンスに追いつこうと必死だったレンブラントの晩年を支えた内縁の奥さんでモデル。最初の妻のサスキアはお金持ちのお嬢さんで現代でもブランドのバッグを提げて歩いていてもおかしくない感じ。一方ヘンドリッキエはどこか控え目で家庭的な感じ…

エレーヌ・フルマン

フランダースの犬のネロがあこがれた巨匠ルーベンスの奥さんでモデル。毛皮をまとったエレーヌ・フルマンという絵があるがけっこうグラマーな美女、でありながら顔にはどこか幼さの名残を残す。それが毛皮のしたは裸体なのだからちょっときわどい絵。下賤に…

クレーの色

竹橋の近代美術館にパウル・クレー展を見に行く。小品が多いが結構な数。デッサンを油絵に転写したり、過去の作品を切断して新しい作品にしたり、一つの作品の表裏に絵をかいたり、何かおきて破り的な試みが多い。第一次大戦を経て既存の秩序に対する幻滅、…

クレーの素材

クレー展では画家が使った画材も展示されていた。絵具を薄めるのにつかったのか(水彩も多用していたので)絵具がついたままのコーヒーカップや薬?が入っていたような小さなビン、両刃の安全カミソリを木の柄に固定した道具(ヘラのかわり?)など。油絵用…

実際のサイズ

「フェルメールのレースを編む少女っていう絵はすごく小さいんだ。」 「どのくらい?」 「せいぜい文庫本くらいかな」 「小さな宝石みたいだね。」 「ダビッドのナポレオンの戴冠っていうのは逆にすごくでかいんだよ。」 「どのくらい?」 「このマンション…

レンブラント

西洋美術館のレンブラント展に行った。銅版画がメインで油絵は「アトリエの画家」「ヘンドリッキエの肖像」「東洋風の服の自画像」「ミネルバ」など。銅版画はかなり力を入れて集めたらしく、「よきサマリア人」「イエスの埋葬」「3本の木」「100グルデン版…

人面猫

シャガールの絵に出てくる? タヌキのようにしか見えない?

開発してよ

B社は液晶画面のみで作られた屏風「KOUETSU」を発表しました。画面には著名な日本画家の屏風絵を液晶で再現し、さらに、これを動画としています。画面の中で風が舞い、水が流れ、鳥が飛び、カキツバタが風に揺れています。桜の花びらが舞い落ち、紅葉の森が…

ゴッホ展

国立新美術館のゴッホ展に行ってきた。12/20までだがいけるときが他になさそうなので。予想どおりひどい人ごみ。初期のデッサンの練習のところなど興味はないわけではないがさっさと飛ばしていく。アルルの部屋が再現されていた。4畳半くらいの広さで実際に…

怖い絵

中野京子さんの怖い絵の続編的新書。血が濃すぎてほろんだハプスブルグ家の悲劇をしっかり描き残すベラスケスがすごい。「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)作者: 中野京子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/08/06メディア: 新書購入: 4人 クリック: 50…

ペイントの味

Windows7のペイントは筆があるので独特の味

miroの自画像

ミロの晩年の自画像がいい…熊谷守一の猫の絵も

今週のお題

好きな写真 90過ぎのおばあさんのうちだけど玄関に写真のジグソーパズルが貼ってある。カルティエ・ブレッソンだろうか*?パリの街角でキスしている写真。まあ、ばあちゃんの趣味というわけではないんだろうけどね。写真集では橋本譲二の「職」とかいいです…

デジカメに1000万画素はいらない?

講談社現代新書の本を読んでいたらあたらしいカメラが買いたくなった。ビックカメラにいくとたしかに1000万画素以下の機種はもうないし、以前は見かけたバリアングルファインダーも見かけない。入門機は売れ線のものしかないようである。画素が増えると画素…

レンブラントの眼

サイモン シャーマの「レンブラントの眼」を読んでいる。まだルーベンスの話が続いている。スペイン王に貢ぐはずのマトヴァ公のコレクションが雨でだいなしになり、これの修復に技を見せ付けて歓心を買った話が面白い。「フランドル人には森でも描かせとけば…

Art-Meter

以前NHKの街角情報室で報道されたアマチュア画家も含めたアートオークションのサイトを探してみたがよくわからなかった。NHKのサイトを「絵」で検索してもひっかからない。やっとこれかな?というのを探したのがArt-Meter。cm2あたりの量り売りという。