レンブラントの眼

サイモン シャーマの「レンブラントの眼」を読んでいる。まだルーベンスの話が続いている。スペイン王に貢ぐはずのマトヴァ公のコレクションが雨でだいなしになり、これの修復に技を見せ付けて歓心を買った話が面白い。「フランドル人には森でも描かせとけばいい」という、ミケランジェロに反発してこれ見よがしの筋骨隆々の男を描くところとか人間くさくていいね。