ジャクソン・ポロック

国立近代美術館のポロック展に行ってきた。後期の単色になった時期のはほとんど前衛書道だな。代表的な作品は絵具をたらす奴だが意外にシンプルな美しさがある。白黒灰色、ミントグリーン、レモンイエロー、アクセントにオレンジか赤を少々という作品が目立つ。駆け出しのころの暗い絵と比べるとジャガイモを食べる人を描いていたころのゴッホとアルル以降のゴッホみたいな違いがある。重要な作品を貸してくれたイランが大変なことにならないいいけど。