緑茶の心血管疾患予防効果

Wang ZM., Zhou B et al. Black and green tea consumption and the risk of coronary disease: a met a-analysis. Am J Clin Nutr 2011; 93:506-515
緑茶とblack tea(紅茶)の心血管疾患リスクに対する効果について既存の論文のデータをまとめて解析するメタアナリシスを行った。紅茶について13本、緑茶について5本の研究があった。紅茶では効果が認められなかった。緑茶では相対リスクが0.72(95%信頼限界 0.58-0.89)だった。1カップ余計に飲むと冠動脈疾患リスクが10%減少する計算となった。
最近の「試してガッテン」の放送のあと掛川深蒸し茶がやけによく売られているが、あながち無駄ではないのだろう。