峠を走れ

峠道を13㎞上って13㎞帰ってくる練習がいい、という説。登り道で心肺機能が鍛えられ、下り道でフォームの矯正と着地筋の強化ができるので効率がいいとのこと。坂がないときのトレーニングとしては5㎞ごとに目標タイムを縮めていくビルドアップ走がいいとのこと。たとえばはじめ5㎞を28分次5㎞を27分最後5㎞を26分など。これで後半にも速度の落ちない体力と自信ができる。とはいうものの、基本的なトレーニングの量が問題だ。フルマラソンを走ろうと思ったら月200㎞はやはり必要で、3日続けて休まない心がけが大事(著者は強調していないが当たり前のことなのだろう)。私みたいに100㎞でフルに出ようというのは横着者。