negative mood and food

Blissett J., Haycraft E. and Farrow C Inducing preschool children's emotional eating: relations with parental feeding practice. Am J Clin Nutr 2010; 92: 359-365
3才から5才の子供と母親を集めて実験的な環境での食事量を調べた。母親には質問紙で子供へのおやつの与え方を調べた。母親たちは子供の気分のコントロールのためにクッキーなどのあまいおやつをしばしば使う人とめったに使わない母親に分かれた。子供は実験的に「ネガティブな」雰囲気に置かれたときに空腹でない時間帯に食べるクッキーやチョコレートの量が比較された。気分のコントロールのためにおやつをしばしば使う母親の子供は空腹で無いときに食べるクッキーやチョコの量が多かった。母親が(食べ物を)制限したり、食べるよう強要したり、報酬として食べ物を使う傾向は子供の食行動に影響しなかった。
なんとなく気分がめいったり、さびしかったり、いらいらしたらとりあえず食べる、という仕掛けが幼児のときに作られる。共働きが多くなり、さびしくすごす子供にとりあえずおやつを多めに置いておくとこういうことになる。米国の子供の3人に1人は人生のどこかで糖尿病になるリスクを抱えているとか。そういえば最近クッキーモンスターはどうしているのかな?

くすぐりクッキーモンスターX

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