心不全のときに致死的不整脈が出やすくなるわけ

心不全になると心筋のRBM25とLUC7L3の発現が増える。これらはmRNAのスプライシングをコントロールするタンパクだ。Naチャンネルの一つSCN5AにはスプライシングバリアントがあってNaの透過性が変わる。心不全のときにRBM25とLUC7C3の作用でSCN5Aのスプライシングが変化して不整脈を起こしやすいタイプのNaチャンネルが増えてしまう。
http://circ.ahajournals.org/content/124/10/1124.long