交易

ボルネオの密林で交易するアリが見つかった。ハキリアリの一種は巣で育てたキノコを持ちだし、近隣の別のアリが集めたアリマキの蜜と交換していた。このアリの一部には自分らの巣では消費しない交易専用のキノコを栽培する種があり、調べたところ昆虫に対して幻覚作用のあるアルカロイドを有することが明らかとなった。このアルカロイドを摂取した個体は攻撃力が増強され、大型の昆虫を狩って食料としていた。この新種のアリたちはモンハンにちなんで「アイルーアリ」と「ハンターアリ」と名付けられた。