運動の耐えられない軽さ

おとなの始末 (集英社新書)

おとなの始末 (集英社新書)

この本を読むと「なんか軽いなー、スタイルというかファッション関係のエッセイみたいだな」と思ったが、その感じがする理由がわかったよ。

「だから2000万筆署名が重要」と息巻く9条の会の周りはどうか? 2000万筆という獲得目標について、日本会議のように、適宜中間報告をし、定量的にその経過を明示し、運動員の奮起を促すことをやっているか? 関連諸団体と事務局責任者がいわゆる「ボス交」を繰り返し、組織目標を設定し、組織の中で、ギリギリと締め上げて数字を獲得しているか? はたまた、国会請願後に署名を名簿として活用するために、適宜署名をデジタル化しているか?あるいは、国会発議が今夏の参院選の後行われた場合、早ければ来春には予定される国民投票に向け、電話かけ要員の確保や、電話回線の用意は出来ているか?予算は獲得したか?備品の整理は出来ているか。。。。?
 
こうした、「社会人としてのスキル」こそが問題なのだ。
 
残念ながら2016年にもなって、澤地久枝落合恵子大江健三郎などの老人たちをスターとして崇め、集会開いて歌うたって終わってるだけの人々からそうした社会人としてのスキルは感じられない。

http://noiehoie.tumblr.com/post/143907452146/%E3%82%B5%E3%83%A8%E3%82%AF%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AB%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A0%E3%81%AA%E3%81%81%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BB%B6