AFの心拍数コントロールにジゴキシンを用いるのは慎重に

Digoxin and Risk of Death in Adults With Atrial Fibrillation
The ATRIA-CVRN Study
James V. Freeman Circulation: Arrhythmia and Electrophysiology.
2015; 8: 49-58 カリフォルニアで14787名の過去に心不全のない心房細動の患者についてジゴキシンの使用と予後について調査。平均1.17年の追跡期間でジゴキシンを使用した患者は死亡と入院が有意に多かった(死亡が1.7倍、入院が1.6倍、95%信頼区間はそれぞれ1.52-1.93と1.56-1.71)。ほかに心拍数を制御する方法があるなかでジゴキシンを使用するのはとくに注意を要する。