最高裁判事について

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/648/084648_hanrei.pdf
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/647/084647_hanrei.pdf
岡山県と東京都・神奈川県の参議院議員選挙の無効を訴えて棄却された判例 平成26年11月26日判決
http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/index.html
最高裁判事 桜井龍子金築誠志、千葉勝美白木勇、岡部喜代子大谷剛彦大橋正春山浦善樹小貫芳信鬼丸かおる、木内道祥、山本庸幸山崎敏池上政幸
http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/sakurai_26/index.html
桜井判事の関係した主な判例。しかしそれぞれの判例についてこの判事がどういう判断を示したのかが不明。これでやめさせたほうがいいかどうかをどうやって判断しろというのか?趣味の陶芸でゆがんだお茶碗をつくるのが好きでも裁判官としての正義感がどうかは不明。そこで読むと眠くなるような上の判例を見てみる。とくに首都圏に関する08467を見てみる。すると、判例は18ページまでで原告の訴えを棄却している。その後の続きが61ページもあって読むのが大変だが、大橋、鬼丸、木内、山本判事が選挙が違憲であるとして反対意見を述べたことが記されている。櫻井、金築、岡部、山浦、山崎、千葉裁判官は多数意見に賛同しながらも補足意見を述べている。細かい趣意を読むのは骨が折れるが、大橋、鬼丸、木内、山本の4名以外は「国政選挙をなめている」といわれても仕方がないのではないだろうか?
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/046/084046_hanrei.pdf
広島県統合失調症の妹を預かっていた夫婦が虐待を加え衰弱死させたとする事件。診察した精神科医師の証言を信用できないとして一審に差し戻した広島高裁の判決を破棄した判例。この判例の末尾に出席した判事の名前が記されているが、全員一致としたのみでそれぞれの判事がどのような意見を述べたのかは不明。それにしても最高裁まできてこの判例??単なる常識的な判断のレベルじゃないのこれ?統合失調症の親族を抱える家族が日常的な対応に精魂尽き果てた末に人間的な感覚をすり減らした結果の事件かもしれず、認知症の家族を抱え対応に苦労しているような家庭に今後どういう影響があるのか、とか判例の持つ影響力に神経が行き渡ってないような気がするのだが。徘徊を繰り返して電車を止めてしまうような認知症患者に対して社会としてどう対応していくのか?にもつながる気がするが。