造影剤の量

Renal Function–Adjusted Contrast Volume Redefines the Baseline Estimation of Contrast-Induced Acute Kidney Injury Risk in Patients Undergoing Primary Percutaneous Coronary Intervention
Giuseppe Andò, Circulation: Cardiovascular Interventions.
2014; 7: 465-472 造影剤を使用した後急性腎不全になるリスクを評価。470名が造影剤を用いた検査・処置を受けたところ25名に急性腎障害を生じた。腎障害群の造影剤量(CV)/推定糸球体ろ過量(eGFR)は平均3.62で腎障害がない群は1.96だった(P<0.001)。CV/eGFRが最も多い4分位では腎障害の起こる率が15%に上った。ROC解析を行うとeGFRで補正した造影剤の量が2.5倍を超えると有意にリスクが上昇した。
もうちょともうちょっとと思って使いすぎないように。