法律には違反していない

富山のサービスエリアで亡くなったバスの運転手は11日間休みなしだった。昼間の通常時間の勤務だけでも疲れるのに深夜や徹夜を含む勤務が連続すると危険すぎる。いつかの大阪のスキーバスの事故も小さいバス会社の無理な勤務があった記憶がある。法律の規制ではバスの運転手を連続で勤務させていいのは13日だそうだ。だから法律には違反していない。しかし亡くなったバスの運転手や乗客の家族の気持ちはどうだろう?すべてを法律で規制しようとすると営業が成り立たなくなる会社もあるだろう。あえて安全のために仕事を断る勇気を持つのは上に立つ人の役目だと思う。今の時代は下の職階のものからは言い出しにくいだろう。いま出るとマジ死にそうです、とは。それとも乗客は乗り込む前に聞くのか?「運転手さんこの前いつ休みましたか?きのうはちゃんと寝てますか?奥さんと喧嘩してないですか?過大なローン抱えてないですか?」とか