イントロン

好中球は成熟すると核が分葉していくが、これは核の膜タンパクのラミンが作られなくなるためらしい。ラミンのmRNAが作られる時にイントロンが抜かれずに残るとストップコドンが出てきてナンセンスメディエーティドディケイ(NMD)でmRNAが減る。白血病の成熟につれてイントロンが抜けにくくなる。これはイントロンGCの含有量が多いことが関係しているらしい。Wong J. Cell 154:583-595, 2013