アマゾンカワイルカ

アマゾンの奥地にいるカワイルカは原始的な特徴をとどめていてクチバシが長く背びれが三角形をしている。そのほか海の魚のはずのイシモチやエイまでアマゾンでとれる。これは約2300万年前に現在のカリブ海のあたりから現在のアンデス山脈のふもとのあたりまで巨大な入り江があり、海からイルカや魚が入り込んでいたためだという。その後太平洋プレートが南米大陸の下に潜り込んだために山脈が隆起し、入り江の口が切り離されて巨大な湖ができた。アンデス山脈の隆起は続き湖が東へと流れ出してアマゾンを作ったという。アマゾンの源流はミスミ山という5000mを超える山のふもとの広大な溶岩台地で、多数の柱状節理の割れ目の間に雨季に降った雨が蓄えられて乾季にも枯れないのだという。