加工肉(ソーセージなど)より鶏肉がいい

Meat Consumption and Its Association With C-Reactive Protein and Incident Type 2 Diabetes The Rotterdam Study Geertruida J. van Woudenbergh Diabetes Care July 2012 vol. 35 no. 7 1499-1505
オランダで食事の肉の種類と糖尿病の発症を調べた。もともと糖尿病のない4366名を12.4年フォローして456名の糖尿病を認めた。食事の肉の量は赤身の肉、加工肉、鶏肉に分けて食事質問票を用いて調べた。Cox比例ハザードモデルによる糖尿病発症リスクを調べた。最大消費グループは最少消費グループと比べて赤身の肉では1.42倍(有意)、加工肉では1.87倍(有意)、鶏肉では0.95倍(有意差なし)だった。加工肉を50g多くとると高感度CRP(炎症を反映する)が有意に上昇したが、これを計算に加えても糖尿病の発症リスクは変わらなかった。加工肉の影響はCRPを上げることにはよっていないいないようだ。