if we knew

BS1の深夜のドキュメンタリーでやっていたオランダの小児ICUの話。月足らずで生まれたあかちゃんは機械的に助けようとすればともかく延命はできる。しかし重い脳障害が残って意思疎通もできず歩くこともできないだろうと予想されたらどうしたらいいのか?保温のためにプラスチックの膜で包まれた細く小さいあかちゃんに最後のお別れのキスをする父親。こんな職場で働き続けるのはタフなことだね。儲かればいいだけならもっと楽な職場があるだろう。それでもそこで働き続ける職員のモチベーションとは何か?この子を助けた方が幸せなのか、それともここで治療を打ち切った方が幸せなのか、を知るすべすらないのだ。