餓死は単調である・そして容易でない

生きていくのに飽きて餓死を試みた作家の本。いざ餓死を試みると毎日たいくつで腹が減って胃が痛いのだけが気になる。やはりまともな精神で餓死するのは容易ではないのだ。いついた野良猫の子供たちが庭で遊びまわるのをみてほっと心が和む、そんな時間を大切にすればいいのである。