肥満の何が問題?セラミド?スフィンゴミエリン?

http://circ.ahajournals.org/content/124/12/1382.abstract?etoc
スフィンゴミエリンは細胞膜の脂質の一種だ。パルミチン酸とセリンからスフィンガニン→→セラミド→スフィンゴミエリンと合成される。パルミチン酸+セリンからスフィンガニンのところの酵素Sptl2をノックアウトすると胎児が致死。半分だけ遺伝子をつぶしたヘテロは生まれてきて大きな異常がないが高脂肪食でもインスリン抵抗性になりにくい。セラミド→スフィンゴミエリンのところの酵素をノックアウトしたマウスも同様に高脂肪食でインスリン抵抗性になりにくかった。肥満するとセラミドが過剰になってインフラマゾームが活性化してインスリン抵抗性になるのじゃなかったのか?スフィンゴミエリンの方が大事なのか??