2011-07-26 来るべきものを待つ フィクション 「君ねえ、いくらなんでも座っているだけで何もしないっていうのはひどくないですか?」 「いえ、私は私より優れたものが来るまでこの席を暖めているだけです。私はその先触れです。」 「なんでしょ?洗礼者ヨハネですか?ふざけているとサロメに首を切らせますよ。」 「切らせたのは兵士、命じたのは王様、おねだりしたのはサロメですよ。」 「変なとこ突っ込まないで仕事してちょうだい!」