tuberomammillary nucleusからヒスタミンニューロンが弓状核へ

Umehara H et al. innervation of histamine neurons in the caudal part of the arcuate nucleus of hypothalamus and their activation in response tot food deprication uder scheduled feeding Methods Find Exp Clin Pharmacol 2010; 32: 733-736
ラットの食事時間を決めると食事制限時間の間に弓状核（ARC)の後方(cARC)で神経細胞の活動が活性化するらしくcFosの発現が増える。このcFosを発現した細胞にはヒスタミンH1受容体が多数発現していてヒスタミンニューロンの繊維はtuberomammillary nucleus(TM)から蜜に交通している。食事時間を決めて絶食時間を設けるとTMからヒスタミンニューロンを通じた投射によってcARCのcFosの発現が増えるのではないか？というのが論文の結論のようだ。ヒスタミンは満腹にするほうじゃないのか？？