電磁パルス

NHKBS1で深夜に現代社会の危機についての想定ドキュメントをしている。昨日は電磁パルス。もともとは高空での核爆発により相手国の通信機能をマヒさせることを目的とした軍事技術とその対策だった。しかし電子化が進んだ現代ではマイクロチップ真空管の時代よりももっと脆弱になっている。厄介なのは強力な電磁パルスで送電網がいかれると、変電所の火災などで送電が瞬時に停止すること。原発の制御棒を入れるのも電動だとするとこれはまずいんじゃないか?制御棒も入れられないままに冷却機能がダウンなんて事態は考えたくない。考えたくないことは起こらない、というのならいいのだが問題は太陽活動による磁気嵐だ。1850年代には赤道付近でもオーロラが見えるくらいの磁気嵐が起こったという。どうか突然大規模は磁気嵐が起きませんように。
Wikipediaによると1859年8月28日にキューバで観測されたらしい。このとき電信も途絶が起こっている。