週刊東洋経済で糖尿病の特集?!

糖尿病って経済問題だったのか?と、記事をめくっていくと高齢の低所得層で医療費が払えないための治療中断という問題が取り上げられている。生活習慣病となると「自業自得」的なイメージになってしまうので「自分でなんとかすれば?」みたいな見方をされてしまうが、インスリンが必要なくらいの糖尿病だとマジ死活問題だ。とくに認知症を合併したインスリン必要者をどうするかが問題で、現在の法律ではヘルパーはインスリン注射ができないため介護者のいない人は放置になる。訪問看護師も報酬の割に仕事がきついので高齢者数の拡大に必要数が追いつくか不安。結局社会全体で要介護者をできるだけ作らない仕組みが必要。あるいは「弱いものを淘汰する捕食者」を組み込むか。「振り込み詐欺」が「孤独死偽装強盗」にならないよう祈ろう。

週刊 東洋経済 2011年 1/22号 [雑誌]

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