武道論

武道的思考 (筑摩選書)

武道的思考 (筑摩選書)

古来からの武道は明治維新と敗戦で伝統が途切れている。現代の武道は競技としての体面をつくることで生き延びてきたが、武道本来の考え方は「危機的状況において生き残る確率を高める感覚・体の使い方・思考法を養う」ということなのでルールと点数がきめられた競技の世界のような正解がない、という話。