CGMS assisted insulin pump

Bergenstal R.M., Tamborlane W.V. et al. Effectiveness of sensor-augmented insulin-pump therapy in type 1 diabetes. New Eng J Med 2010; 363: 311-320
持続血糖モニターシステム(CGMS)の開発によりインスリンポンプ療法は一段進化したか?をテストした。血糖コントロール不良の1型糖尿病患者485名をCGMS付きポンプと通常の頻回注射療法にランダムに割りつけた。開始時のHbA1cは8.3%、1年後にはポンプ群で7.5%、注射群で8.1%(P<0.001)であった。重症低血糖頻度はポンプ群で13.3件/100名・年、注射群で13.5件/100名・年であった。
iPS細胞でインスリン産生細胞をつくるのよりマシンによる携帯式人工膵臓が一歩先んじている。ヒトに移植できるiPS細胞を作るためには癌化しないかのチェックなどまだ多段階の検討が必要。