Opportunity

Spiritは車輪の一部が壊れて足を引きずっていた。もともと6年も持つことを想定していなかったので今まで活動してきたことが不思議なくらいだ。最近へんな溝に足を取られてついに抜けられなくなったのでハイバネーションモードにして電子回路を火星の冬の低温から保護することになったようだ。一方双子のOpportunityのほうは今も元気でEndeavearクレーターに向かっているらしい。
SpritとOpportunityの開発者はこれのプロジェクトが認められるまで4年くらいNASAの研究公募に応募しつづけたらしい。その執念がここまで長生きするローバーに結実したのだろう。

ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢

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