外国人医師

多数の外国人医師の働くUKではドイツ出身の医師が薬の投与量を間違えて患者が亡くなるという事故があり、外国人医師の英語能力を強化しないといけないという意見が出ている。EUでは医師に対して英語能力を必須としているわけではないので、EUに対してこの規制を要求するわけにはいかない。そもそも問題は2004年に法改正があってから英国人の医師が時間外労働をしなくなり、その分を民間の医療機関が補っているという状態だ。民間の医療機関EU出身の医師も雇っているわけだ。旧植民地出身の医師は英語については通じるのであまり問題にされないのだろう。ところでこのIndependenceの記事に対してスペイン在住の通訳さんから突っ込みがあり、スペイン滞在の外国人が予約が取れないなどで通訳を依頼してくるが、オランダ人、フランス人、ドイツ人はゆっくり、わかるようにしゃべってくれるが、英国人はアクセントが強くても一向に気にせずしゃべるので困ると。そこで英国人に「英語」を教えるのが先じゃないか?とのコメント
http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/foreign-doctors-poor-english-is-killing-patients-say-mps-1938707.html
もし、日本も医師不足を中国人、韓国人等でまかなうとすると同様の問題に直面か。医師不足といいながらまだ助かっているのは日本人の医師が母国語で働ける外国が少ないので英国人の医師のように海外に流出しにくいこと。