2位

「3位くらいでいい、というためには4位よりあとには決して落ちないという強い意志が必要だ。」と車を運転しながらパパが言った。中学に入学したあと約束のipodを買ってもらいに行く途中のこと。「もう受験で結構つかれたから勉強のほうは3番くらいにしといて、いろいろやりたいんだ。」と言った僕への答えがこれ。けっこうきついんだよね。偉い人もテレビで「2位じゃいけないんですか?」って言ってるじゃない?「狙って3位というのは、必死にがんばって1位になるのよりずっと難しいよ。みんな死に物狂いでしのぎを削って、その結果1位だったり、2位だったり、はたまた3位や4位だったり。でも、もういいやって思うとその中には入れないんだ。サッカーでいうとマンチェスターユナイテッドや、マンチェスターティーチェルシーリバプールの中に入ってこそチャンピオンズカップも狙える。競争の厳しい現代では名もないチームだとはなからその可能性がなくなる。」というのがパパの意見。うーん期待はわかるんだけどねえ。
そのときは気がつかなかったが、当然アーセナルが入っているはずのところがマンチェスターティーに置き換わっているのはなぜだろう?稲本潤一をあまり活躍させてくれなかったからなのか?