mediaの激震

NHKでメディアの激震というのをやっていた。新聞、テレビはインターネットの普及で不要化するのか?という討論だ。読売とテレ朝の代表は旧勢力の代表という感じの損な役まわりだが、あまりその立場がわかっていないらしいのが気になった。社会学者の遠藤薫学習院大学)がもっともバランスのとれた意見を出していた。ドワンゴ川上量生が、「ネットをみている人は2時間くらい見ていてテレビを見ている暇がない。ネットに出てないことはまるでほかの国のこと」というのが面白かった。たとえば、(今回の報道内で出た)外務大臣の発表をニコニコ動画で配信している画面で、2チャンネルのサーバーへの攻撃にたいする対応を聞かれた岡田外務大臣が「ウンッ?」という感じだったのは、まったく予想外のことを聞かれた感じでおかしかった。ネットの世界ではキムヨナ、真央ちゃん対決の余波で韓国のネットユーザーが2チャンネルのサーバーに攻撃をしかけ、2ちゃんのサーバーが置かれているアメリカの会社が2億円ほど損害をうけた話が大問題なのだが、(実際に銀行のサーバーに攻撃を仕掛けられたら大問題だし、韓国ではこれが原因で戦闘機が墜落したらしい)岡田外務大臣にとってはまったくよその国の話だったらしい。