血小板増殖因子の受容体の調節

Sauer SJ, Sangkhae V et al. Ubiquitination and degradation of the thromobopoietin receptor c-Mpl.
Blood 2009;Epub ahead of print
Thrombopoietin (Tpo)の受容体c-MplはTpo刺激後ユビキチン化されプロテオソームにより分解される。リソゾームによる分解も平行してある。細胞内部分のユビキチン化されるリジンはK553とK573で、これらをアルギニンに変異させると変異受容体を発現した細胞はTpo刺激での増殖が増大する。Tpoで発現の増えるタンパクのc-Cblはc-Mplに対するユビキチンリガーゼ(E3)として働いている。

プロテオソーム阻害薬のボルテゾミブを骨髄腫に使用すると血小板は増えるか?聞いたことないな。