3000字

1時間ほどで3000字を超える原稿を書いてしまう作家がいるというが原稿用紙1枚の単価が1000円だと毎日8時間労働で24000字つまり60枚書くと6万円/日で20日/月勤務だと120万円だ。そうはいえ、資料を調べる時間が必要なので常時3000字/時間はきつかろう。よほど過去の蓄積がないと書き続けられるものではない。読者の方も薄っぺらい文章だとすぐ飽きてしまう。読み続けさせる力のある文章は何か?という問題になってくる。自己啓発の本などでよくあるタイプだと意味のありそうなトピックをあらかじめ列挙してそれについての解説を展開していくというしかけがある。それと同時にリズム感とか文体といった形式が大事になる。野球でも大事なのはリズムで守備の時間が妙に長かったりすると攻撃のリズムが乱れる。あまり投球数をかけずにポンポンとアウトをとって気分よく次の攻撃に移れるのが理想なのはいうまでもない。サッカーと違って守備では常に動き続けているわけではないので長すぎる守備だと体が冷えてしまう。(ここまででだいたい430字くらい)