法では裁けない

女性にしつこく付きまとい挙句刺殺未遂に至った容疑者に無期懲役の判決がなされたことについて一部の法学者から法で裁けない未来の犯罪についての考察がささやかれている。現在の法律では出所後の「お礼参り」が予想される犯罪者についても被害者を保護することができない。このためストーカーで犯罪を犯したものについては強制的な治療を受けさせるか、収監中に何らかの事故・疾患の可能性が著しく高くなることもやむをえないかもしれない、としている。刑務所の中でなぜか電気器具が壊れていたり、突然重量物が倒れてきたリ、低い位置での作業中に急に酸素濃度が下がるなどの事故が頻発すると「だれかが殺しに来ている」と疑心暗鬼になるが誰も本気で取り合ってくれない、という状況を体験することになる。