「ふつう」の大学に行かないといけないのか?

NHKの特集で子供の貧困を取り上げていた。バイトを掛け持ちしてシングルマザーの家計を助ける高校生とか高齢の親に頼れないために大学進学費用を全額ローンで賄おうとする高3生など。入学金78万円と月々の奨学金12万円を4年間借りると卒業時には利子抜きでも78+576=654万円の借金を抱えてしまう。米国みたいに卒業すぐに稼げる割のいい仕事があるのならともかくこれはきつい。でも考えを変えれば放送大学なら10年かけられて卒業まで70数万円なので高卒で働きながら放送大学に行けばいいんじゃないか?何も知らない子供たちにローンを勧めるのは貧困ビジネスの手先なのじゃないか?「ふつう」のコースに乗らないと落ちこぼれみたいな考えはそろそろ捨てていいのじゃないか?調布にある電気通信大学だと夜間部の入学金は14万円余りで授業料は26万円だから41万円くらいで年間学べる。さいたま市桜区の埼玉大学の経済学部は夜間主コースは15名と人数が厳しいが国立なので学費は電気通信大学と同じだ。私立では東京理科大が夜間部から発足したので力を入れていて年間83万円くらいだ。入学金が15万円で安い。授業料も51万円だから理系としては国立並みだ。勉強は頑張らないといけないだろう。