縮小社会

NHKスペシャルで縮小社会の報道があった。水道などのインフラの整備コストがないため住民の居住地を集約して整備コストを減らそうという動きがある。また地方では行政サービスの一部民間委託として地域住民自身が地域バスの運行に携わったりする。しかしすでに地域の住民が70-80に達していると誰かがなくなるとサービスの維持メンバー探しに難渋する。中国山地雲南市では山間部の集落が耕作放棄地で埋め尽くされ地域サービスのリーダーが頭を抱える図がある。撤退戦を戦う自治体の代表として取り上げられた夕張市は市長自ら手取り月収が158000円と限界までコストを抑え、それでも3つある保育園の耐震工事費用を賄う予算がない。
もしも外国人が「休耕地と空き家を丸ごと買い取りますよ」なんて言って来たら断れる自治体が少なくなるのでは?なにせ東京ですら2020年以後人口減少の波にのまれていくというのだから。

衰退する現代社会の危機-縮小社会への現実的な方策を探る-

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縮小文明の展望-千年の彼方を目指して

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