修繕の方法

熊本城の一部が倒壊寸前にまで石垣が崩れてしまったのを受けて再建の方法が検討されている。文化財として史実に忠実に再建するという方法が常識的である一方、2016年の熊本大地震を記憶にとどめるために歴史に残る修繕方法を試みるべきだとの意見もある。それによると石垣で隠された内部に水力で変形する櫓を組み、レバーを引くと水圧で櫓が伸びて巨大ロボット型に変形するというものである。初代藩主にちなみ「長烏帽子櫓」と名付けられた建造物は「17世紀にすでにこんな仕掛けが隠されていた!」という謎伝説とともにフェイクの設計図、由来書きとともに設置される。実現すればあらたな観光資源になるとともに「日本の伝統的ロボット技術」として世界遺産にも登録しようという考えだ。(嘘)