水差しを持つ女

森美術館フェルメールレンブラント展を見に行った。フェルメールレンブラントは各一点だがオランダ絵画の盛期が垣間見れる。フランス・ハルスとカレル・ファブリキウスの肖像画がそれぞれ2点出ていた。ファブリキウスは何気ない背景の壁に古釘を描いてその下にサインを入れるという遊び心を示している。妙に現代的で例えばマネの絵と言われてもそうかも?と思う。フェルメールの水差しを持つ女は白い頭巾をかぶって黄色い上着と青いスカートの女性が窓辺で身づくろいをしている。A3版より小ぶりくらいな小さい絵だが印象に残る。ポスターはデジタル処理で色を強調しているのか本物の方がいくらか色あせて見えたよ。あとで500円払って屋上から神宮外苑新宿御苑明治神宮の森を眺めてきた。