言わないとわからない人

面と向かってはっきり言わないとわからない人というのがいる。
通常の人間関係ではとげの立つことは言いたくないのでよっぽど気に障るか、その人のためを思っていないとあえて口に出されることがない。
単純なことである。
挨拶しない、返さないと感じが悪い、とか、人の道具を勝手に使うとか、みんなの集まる時間帯に急にいなくなるとか。人がコストを意識して活動しているなかでまったくコスト意識がないとか、きちんと片付けられているものを使った後の整理が悪いとか。昔は親とかすぐ上の先輩とかが注意してくれたのだろうが、今は親ですら気を使うというか、めんどくさいというか、見て見ぬふりをする。気が付かないひとの周りからは何となく人が離れていく。