ハンニバルに一矢報いる

ハンニバルの知略に対抗するためハンニバルの作戦そのものをパクろうとするスキピオ。人心や地理的状況、天候までも読み切らないとうまくはまるとは限らないはずだが、見事にハンニバル軍を欺くことに成功する。その過程でハンニバル軍にもほころびが見え始める。幼い頃からお互いを知っていながらハンニバルの天才にかなわないとあきらめていた仲間の中から自分もまた特別であることをあきらめきれないマハルバルが不穏な動きを見せる。またカルタゴ本国でも内部の勢力争いから要請された援軍は銀鉱を守る為にイベリア半島に送られてしまう。