赤ちゃんが泣けるようになるまで

コウノドリ(7) (モーニング KC)

コウノドリ(7) (モーニング KC)

NICUで奮闘するあまり燃え尽きてしまう小児科医。23週のベビーを受け入れ、最も危険な72時間を不眠不休でなんとか持たせる。しかし、やっと軌道に乗りかけたかというところで消化管穿孔と脳内出血のダブルパンチに見舞われる。最後の最後に「一度も抱いてもらえなかった赤ちゃん」にしないことを優先する先輩医師。きれいごとの一面しか見せない医療ドラマでは描けないところだが、病院での取材内容をまとめて作品にする打ち合わせをしている作家と編集者は「赤ちゃんには死んでもらうしかないな」とかヒソヒソしゃべっていて打ち合わせ場所のファミレスでは怪しがられるとか。