2014-10-17 歴史の肉声 本 近現代日本を史料で読む―「大久保利通日記」から「富田メモ」まで (中公新書)作者: 御厨貴出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/04/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見る靖国神社に戦犯が合祀されてから参拝が嫌になったという昭和天皇の肉声を伝える富田メモとか、統制派と皇道派の激しい争いを伝える軍人の日記など。高所から眺めた歴史ではわからないその時代のにおいが伝わってくるのが一次史料だが、本書はどこのどういう史料があってどういう意義があるというガイドブックのようなもの。さてそれでは紹介された史料を読んでみようかというと量が膨大で圧倒される。