低炭水化物食のリスク

ナースの健康調査と医療関係者の健康調査から最初の心筋梗塞の生存者女性2258名男性1840名を抽出し心筋梗塞後の食事と予後の関係を調べた。低炭水化物食を守ることに利益があるかを検討したところ、動物性のタンパク、脂肪を優先的に摂取する低炭水化物食では心血管死亡のハザード比が1.33倍(1.06-1.65 95%信頼限界)、すべての死亡のハザード比が1.51倍(1.09-2.07)だった。植物由来のタンパク質を主にした低炭水化物食では有意差がなかった。
Low Carbohydrate Diet From Plant or Animal Sources and Mortality Among Myocardial Infarction Survivors
Shanshan Li doi: 10.1161/JAHA.114.001169