朝臼

ねつ造記事問題で追いつめられた朝臼新聞はブランドの分割を考慮している。これによると赤朝臼、青朝臼、白朝臼、黒朝臼の4種にブランドを分割しそれぞれにふさわしい記者を配置するという。これまでの主流記者は当然赤朝臼を引き継ぐ訳だが、「赤」という言葉が不要な反発を引き起こすことを懸念している。このため緋とか茜とか紅とか微妙な色合いを全面に出す構えを工作している。深みのある赤としてバーガンディーはどうか?という意見もあったがバーガンディーは消滅した王国を連想させるので不吉だというのがもっぱらの意見である。