どっちが危ない?

フランスのアルザス地方では第一次大戦の激戦で14億発の弾丸が飛び交い、うち1割が不発化したという。今も残る1億発の処理は黙々と続けられているが最終的にゼロに持っていくのには700年かかるという。それでも人は住み生活を続けている。放射能の問題にも通ずるような話だ。放射能が違うのは比較的低価格の機械でそこに存在する放射能のレベルを計測できてしまうことだ。もし不発弾の存在確率が簡単に測定できる装置があればアルザスにも危なくて住めない場所が出てくるかもしれない。