どこに向いているか?

集団的自衛権の行使を憲法解釈で可能にするというのなら外国から見てどういう事態で行使するのかちゃんとわかるようにしておかないといけない。「ここから先入ってきたら撃つからな。」というのが明確でないといったん事が起こった時に「どっちが悪い」という水掛け論になる。とりようによっては「日本を攻撃する可能性のある軍事基地の先制攻撃もありうる」と解釈されるものだと将軍様をむやみに刺激するかもしれない。普段から密なパイプラインがある関係ならいいのだが、そうでないとちょっとしたことが誤解のもとになる。