スミダ水族館

スミダ水族館に行ってみた。あまり期待してなかったがこじんまりした割には見ごたえがあった。最初の小さな魚たちの水槽に作られた水草の配置が水中の盆栽みたいで庭園のような味わい。その次のクラゲがほんわかする。カブトクラゲは繊毛が偏光で虹色に光りながらうごくところがかわいい。しょこたんおすすめのダイオウグソクムシもいたがピンクっぽくてぜんぜんいかつくなかった。チンアナゴの水槽ではずらりとならんだチンアナゴたちがゆらゆらゆれるのがムーミンのニョロニョロみたいだった。マゼランペンギンの食事の時間ではウェットスーツのお姉さんたちがペンギンの名前をいちいち確認しながら一匹ずつ手渡しで魚をあげていた。誰が何匹食べたかチェックしていて体調の管理に役立てているようだ。ペンギンたちは右の翼にまかれたカラーバンドで識別されていてショコラとかポテチとかスイカとかよもぎとかワインとかサワーとか誰の好みでつけたのか何となくわかるような名前で、ひまわりは元気でたくさん食べていた。まつりとはなびの2羽は水族館で生まれた若い個体とのこと。食事のあとペンギンたちは水槽の中を泳いで遊びまわる。ダイバーのお兄さんが泡のリングを出してあげると見つけてそのなかを通り抜けようとする。今はなつかしいセガのゲーム、ナイツイントゥドリームスみたい。