併合祈願

歴史問題の認識について毎回苦言を呈しても聞く耳を持たない隣国がIOCの総会を前に急に「汚染水処理を本気でやる」と言い出したのを目にしたK国は「やっぱり戦勝国が言わないとだめだ」と認識を新たにした。1910年に隣国と併合したことが誤った選択だったとして今回はWWIIの戦勝国側と改めて併合する検討を始めた。相手国は地理的にはメインランドチャイナであるが、共産党一党独裁の下につくのは目の上のたんこぶの北との関係でも微妙である。欧州の中核をなすフランスとの併合は「かつてCoreaだったのをKoreaにされたのは1910年の誤った判断のせいだ」との説から「歴史的誤りを正す良い機会だ」との意見もある。冷静な政治的判断とすると某軍事大国の属州となることが最も理にかなっている。だが、そうすると某国中心の世界体系のなかで隣国の方が某国に重視されているようなのが気に障る、という心理的障害を乗り越える必要がある。