いないはず

比叡山焼き討ちに際して「女子供は比叡山にはいないはず」と一人残さず焼きつくすことを命ずる信長。実は当時の僧兵はふもとの坂本の街に常住していて山の堂宇にはほとんど人がいないことを信長がつかんでいた、というのが作者の立場。発掘調査によって焼けた人骨が発見されないことが根拠だというのだが、信長ならいれば本当に皆殺しにしそうな気もする。その後の部下の士気がどうなるかが問題だが。

信長のシェフ 7 (芳文社コミックス)