きつつき

ルーベンス展(bunkamura 渋谷)を見に行ったらロムルスとレムスの絵のところでキツツキが出てくる。伝説ではローマ建国者の双子は雌オオカミとキツツキに育てられたのだそうで、たしかにキツツキがさくらんぼのような木の実をくわえて飛んできている。でもその上の木の枝では2羽の鳥が交尾しているみたいに見えるのだが、何の説明も書いてなかった。同時代のほかの画家の作品とかルーベンスの原画をもとにした版画でスペースを埋めている。ルーベンスの作はやはり肖像が一番見ごたえがある。みやげの売店フランダースの犬の商品を売っているのがご愛嬌。